ファニーメイのMBS、スプレッド過去最小-FRB購入停止響かず

米住宅公社ファニーメイ(連邦 住宅抵当金庫)とフレディマック(連邦住宅貸付抵当公社)の住宅ロ ーン担保証券(MBS)のスプレッド(米国債との利回り格差)が過 去最小水準となっている。米連邦準備制度理事会(FRB)によるM BS購入停止が近づいているが、その影響は軽微なようだ。

ファニーメイの30年物固定金利住宅ローンを裏付けとしたMB Sと10年物米国債の利回り格差は8日に0.02ポイント縮小して 約0.63ポイントと、少なくとも1984年以来の最小に並んだ。ブ ルームバーグの集計データで調べた。

FRBは1兆2500億ドルのMBS購入を3月31日で終了す るが、これを控えたスプレッド拡大は見られない。金利の予想変動率 (ボラティリティ)が低下していることから、一部の投資家は現在の スプレッドのMBSに妙味があると考えているようだ。

JPモルガン・チェースによれば、ボラティリティ低下はMBS の年限変動リスクを後退させるため、買い要因になる。マット・ジャ ゾフ氏ら同社のアナリストは5日のリポートで、「現時点で、MBS は割安とは言えないが一時ほどに割高でもない」と指摘している。

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