ドイツ銀自己勘定の元責任者、アジアでヘッジファンド創設へ-関係者

ドイツ銀行の自己勘定取引部門の元 アジア地域責任者らが、実勢価格から乖離(かいり)したアジアの株 式・債券などへの投資で利益獲得を目指すヘッジファンドの立ち上げ を計画している。事情に詳しい関係者2人が明らかにした。

この関係者らによれば、香港に拠点を置く「ナイン・マスツ・キ ャピタル」は、リラティブバリュー戦略を取る裁定取引ファンドを4 -6月(第2四半期)に始める意向。情報が非公開であることを理由 に匿名を条件に語った。同ファンドの最高投資責任者(CIO)で、 ドイツ銀自己勘定部門「サバ・プリンシパル・ストラテジーズ」のア ジア責任者を務めた王兵氏はコメントを控えた。

アジアでは従来、株式ショート戦略のヘッジファンドが優勢だっ た。米調査会社ヘッジファンド・リサーチによれば、アジアに重点を 置くヘッジファンドの中でリラティブバリュー戦略を取るファンドの 数は、2009年7-9月(第3四半期)までに全体の18%に上り、前年 同期の16%から増加した。

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