オバマ大統領:「保険料はどこまで上がるのか」-米業界を痛烈批判

オバマ米大統領が、世論を動かし 医療保険制度改革法案への支持を議員らに促そうと、米保険会社への 攻勢を強めている。

大統領は8日にペンシルベニア州フィラデルフィア郊外のアルカ ディア大学で演説し、保険会社は資金的余裕のない人たちが結べない 契約分があっても、それを保険料の引き上げが埋め合わせて余りある と考えてきたと主張。またセベリウス厚生長官も同じ場で、保険料の 正当性を証明する情報の提供を保険会社に呼び掛けた。

オバマ大統領は「米国民よりも保険会社に対してより良く機能す る制度を持つことはできない」とし、現状は「持続不能だ」と訴えた。

同行したアーレン・スペクター上院議員(民主、ペンシルベニア 州)は、この日の大統領の演説について、2008年の大統領選当初以 降で「最も痛烈だった」と評した。

オバマ大統領は、米保険会社のウェルポイントがカリフォルニア 州の一部契約者を対象に計画した保険料の39%引き上げに言及。ま た、英保険ブローカーのウィリス・グループ・ホールディングスの幹 部が、ゴールドマン・サックス・グループ主催の電話会議で、価格競 争が減り、保険会社は顧客からますます「離れる」傾向にあると発言 したことに触れた。

大統領は、「われわれが何らかの手を打つまでに、保険料はどの 程度上がらなければいけないのか」と訴えた。

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