カーライル:モルガンSの元トレーディング部門責任者を採用-関係者

世界2位のプライベートエクイティ (未公開株、PE)投資会社カーライル・グループは、米モルガン・ スタンレーで法人営業・トレーディング部門の責任者を務めていたミ ッチ・ぺトリック氏を採用する。ペトリック氏はカーライルのディス トレスト債・レバレッジド・ファイナンス部門の責任者に就任する。 この人事について説明を受けた複数の関係者が明らかにした。

ペトリック氏(48)はモルガン・スタンレーに約20年間勤務した 後、今年初めに同社を退社していた。同氏は12月、幹部入れ替えの一 環として、2年間務めた法人営業・トレーディング部門責任者の職を 解かれていた。

レバレッジド・バイアウト(LBO、買収先の資産を担保とする 資金借り入れによる買収)の取引が過去2年間停滞したことを受け、 カーライルは、従来のLBO事業以外の分野に収益機会を探っている。 競合する米ブラックストーン・グループも傘下のGSOキャピタルを 通じて債券事業の拡大を図っており、米KKRも社債と株式を引き受 けるグループを立ち上げた。

カーライルのウェブサイトによると、同社のレバレッジド・ファ イナンス・チームは22本のファンドを運用している。これらファンド の資産総額は約130億ドル(約1兆1700億円)。また、「経営難に陥っ た企業」の社債と株式に投資するファンド2本を立ち上げている。

カーライルの広報担当、クリストファー・ウルマン氏はコメント を控えた。ペトリック氏の採用については米紙ウォールストリート・ ジャーナル(WSJ)が先に報じていた。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE