中国の銀行や航空株上昇へ、消費主導経済の志向で-JPモルガン

中国政府が国民に貯蓄よりも支出を 促し、消費主導の経済を志向していることを背景に、同国の銀行や保 険、航空株が上昇する。JPモルガン・チェースがこうした見方を示 した。

フランク・リー氏ら同行のアナリストは9日付リポートで、中国 銀行と中国人寿保険、東風汽車、九龍紙業(控股)、中国国際航空を特 に推奨した。また、銀行株の投資判断を「オーバーウエート」とし、 「ニュートラル(中立)」から引き上げた。魅力的なバリュエーション (株価評価)や融資の伸び、資産の質が「良性」である点を理由に挙 げている。

JPモルガンは、中国政府が賃金引き上げと社会のセーフティー ネット拡充により可処分所得の増加に努めていると指摘。「投資主導経 済から消費主導経済への移行は、中国株にとって中期的に主要な好材 料と見なされるはずだ」と説明した。

アナリストらはまた、中国株は4月下旬か5月までに「底打ち」 すると予想。インフレ率は7月か8月にピークを付け、年平均ではプ ラス3.2%になるとの見通しを示した。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE