2月の英住宅価格:伸び鈍化、住宅市場回復失速を示唆か-RICS

英王立公認不動産鑑定士協会(RI CS)が集計した2月の調査結果で、住宅価格上昇を示す回答の割合 がエコノミスト予想を下回り、不動産市場の回復が勢いを失いつつあ る可能性が示唆された。自宅売却希望者が増えている。

RICSが電子メールで9日配布した資料によれば、不動産業者 や鑑定士を対象に実施した同調査で、住宅価格が上昇したとの回答は 下落したとの答えを17ポイント上回った。ブルームバーグ・ニュー スがまとめたエコノミスト13人の調査中央値では30ポイントが見込 まれていた。

RICSの広報担当者、ジェレミー・リーフ氏は発表資料で、「住 宅価格の伸びは今後も引き続き鈍化する公算が大きく、市場への新規 供給が新たな需要を上回り始めている状況を反映している」と説明し た。

総選挙が近づいたことに加え、一部の増税や平年を下回る今冬の 気温が響いて、英住宅市場の回復は今年に入り勢いを失っている。イ ングランド銀行(英中央銀行)金融政策委員会(MPC)のバーカー 委員は8日、英国の景気は回復しつつあるものの、道のりは平たんで はない可能性があるとの認識を示していた。

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