シカゴ生牛先物:1年4カ月ぶり高値-降水量多く供給減少との観測

シカゴの生牛先物相場は1年4カ 月ぶりの高値を付けた。降水量が多いため飼育場がぬかるみ、家畜の 体重増加が鈍化し供給が落ち込むとの観測が広がった。

米政府のデータによると、先週の最初の4日間に処理された肉牛 の平均体重は1332ポンド(約604キログラム)と、前年同期を32 ポンド下回った。米気象庁(NWS)によると、テキサス州の一部の 地域では過去60日間の降水量が平年の3倍に達し、8日も雨が続く 見込み。肉牛はぬかるみを移動する際、エネルギーを通常より多く消 費し、体重増加が鈍る。

米ノーススター・コモディティー・インベストメント(ミネアポ リス)の市場アドバイザー、クリスチャン・メイヤー氏は「前年同期 と比較して体重は大幅に減少しているため、影響は非常に大きい」と 指摘。「南部ではさらに暴風雨の到来が予想され、飼育場は依然、混 乱した状況だ」との見方を示した。

シカゴ商業取引所(CME)の生牛先物相場4月限(中心限月) の終値は、前週末比1.25セント(1.3%)高の1ポンド当たり94.2 セント。一時は94.45セントと、2008年11月以来の高値を付けた。

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