シカゴ大豆:約1週間で最大の上げ-中国の備蓄向け輸入拡大観測で

シカゴ商品取引所(CBOT)の 大豆先物相場は過去約1週間で最大の上昇率を示した。世界最大の 大豆輸入・消費国である中国が備蓄積み増しのため輸入を拡大する との観測が高まったことが要因。

中国儲備糧管理(シノグレイン)の包克辛社長によると、中国 は食糧安全保障の確保に向け、穀物備蓄を消費量の最大40%に相 当する水準で維持する見通しだ。この対消費在庫率は世界平均の 23%の約2倍に当たる。中国最大の穀物取引会社、中糧集団(コフ コ)は今年、圧搾能力を40%以上増強する方針を示している。

アーチャー・フィナンシャル・サービシズ(シカゴ)の農業事 業担当ディレクター、グレッグ・グロー氏は「中国は、国民の食糧 を確保するため大豆輸入を増やす必要があることを示唆している」 と指摘。「中国の需要が引き続き相場を下支えするだろう」との見 方を示した。

CBOTの大豆先物相場5月限は、前週末比5.25セント (0.6%)高の1ブッシェル当たり9.48ドルと、2月26日以降で 最大の上昇率を示した。

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