米IBMのパルミサーノCEO:景気回復に伴う成長、有利な立場に

コンピューターサービス最大手、 米IBMのサム・パルミサーノ最高経営責任者(CEO、58)は、 景気回復に伴う成長で同社が有利な立場にあるとの見方を示した。

同CEOは8日に公開された株主あての書簡で、「われわれが突 入しつつある時代をIBMがリードする見通しに楽観的である」こ とを明らかにした。

パルミサーノCEOは就任以来8年間、ハードウエア部門を削 減するとともに、より収益性の高いソフトウエア・サービス部門に 投資してきた。リセッション(景気後退)の間は、トレンドを分析・ 予測するソフトや、外部サーバーで情報を保存・入手するクラウド コンピューティングなど、顧客の利便性を促す技術に賭けてきた。

継続的なコスト削減に加えて、そうした分野に軸足を移したこ とが奏効。IBMはリセッション中、売り上げ減少にもかかわらず、 利益を維持した。同社の粗利益率は9四半期連続で向上している。

8日の株価終値は前週末比84セント安の126.41ドル。年初来 では3.4%下落している。昨年はダウ工業株30種平均の構成銘柄中 でリターンランキング3位だった。

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