BIS会合:出口戦略は利上げ示唆せず-トリシェ総裁

欧州中央銀行(ECB)のトリ シェ総裁は、金融危機対応で講じた非伝統的措置の解除について、 差し迫った利上げを示唆するものではないと述べた。

トリシェ総裁は8日、スイスのバーゼルで開かれた国際決済銀 行(BIS)総裁会議後の記者会見で、「市場は改善しており、非 伝統的措置を段階的に廃止できる状況にある」と述べた上で、「極 めて重要なのは、段階的解除を金融政策に関連付けて拡大解釈して はならないということだ」と続けた。トリシェ総裁は同会議で議長 を務めた。

トリシェ総裁はまた、出口戦略の決定は「市場動向によるが、 問題について共通の決断を導くことができる状況ではない」と発言 し、しかし「世界的に市場機能が改善されているのは事実だ」と述 べた。さらに世界の景気回復は「比較的力強い」と加えた。

グローバル・エコノミー総裁会議には、中国人民銀行の周小川 総裁、日本銀行の白川総裁、ドイツ連邦銀行のウェーバー総裁も出 席した。

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