ヤフー株1年2カ月ぶり高値、広告事業回復-来期も大幅増益を期待

ポータル(玄関)サイト国内最大手 のヤフー株が一時、前週末比3.8%高の3万5450円と2009年1月8 日(3万6300円)以来、1年2カ月ぶりの高値水準を回復。主力の広 告事業の業績が上向き、ネットオークションなどビジネスサービス事 業の需要増加も期待できるため、業績不透明感が後退した。

東海東京調査センターは8日付で、投資判断を従来の「3(中立)」 から「2(平均以上)」に引き上げた。担当の鈴木明アナリストは投資 家向けメモで、「広告事業のモメンタムが強く、11年3月期では同事 業が成長をけん引する」と分析している。

景気悪化の影響で、広告事業の四半期売上高は330億-340億円 台で低迷していたが、第3四半期(09年10-12月期)には353億円 に回復した。費用削減効果もあり、同事業の営業利益は前年同期比20 億円増の200億円になった。

鈴木氏は、ビジネスサービス事業についても「Eコマースの規模 拡大や情報掲載部門の立ち直りが期待される」と指摘、底打ちから回 復基調に入るとみる。東海東京調査センターでは、11年3月期の連結 営業利益は1550億円への拡大を見込む。会社側の10年3月期計画は 1408億-1432億円。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE