くらコーポ株3カ月ぶり高値、既存店売上高伸び四半期増益

関西地盤に回転すし店をチェーン展 開するくらコーポレーション株が一時、前週末比2.9%高の28万8000 円と続伸。昨年12月4日以来、約3カ月ぶりの高値水準を回復した。 テレビ番組などで同社店舗が取り上げられる機会が増え、既存店売上高 が高い伸びを示している。第1四半期(2009年11月-10年1月)決算 で利益率が向上し、買いが優勢となった。

くらコーポが5日に公表した第1四半期決算(非連結)によると、 本業のもうけを示す営業利益は前年同期比2.2倍の15億円となった。 既存店売上高が同8.8%増と好調だったうえ、魚価などが低下して原材 料費が抑制できたことも奏功した。営業利益率は8.2%で、前年同期の

4.5%や前期実績の6.7%から上昇した。

コスモ証券投資調査部の大西等シニアアナリストは、「想定通りの 好内容で、株価が下げるリスクは相当低くなった」とみている。

大西氏は、テレビ番組の効果で09年5月の既存店売上高が前年同 月比14.4%増と水準が高かったことを挙げ、「今年5月以降の既存店 売上高の伸び率がどうなるか様子見が必要だ」とも付け加えた。

会社側の今期業績目標は、売上高が前期比11%増の715億円、営 業利益が同11%増の48億円、1株当たり利益(EPS)が2万6383 円01銭。ブルームバーグ・プロフェッショナルに登録された証券系ア ナリスト5人の今期EPS予想の平均は2万7601円50銭。

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