ボルカー氏:米景気刺激策、低金利政策解除は時期尚早-失業率を懸念

米連邦準備制度理事会(FRB) 元 議長で、オバマ政権の経済回復諮問会議の議長を務めるボルカー氏は、 米当局が景気刺激策と低金利政策を解除するのは時期尚早だとの見解 を示した。

同氏は6日のベルリンでのインタビューで、失業が「高水準」で あることを挙げ、「今は財政、金融いずれの面でも積極的な引き締め策 を取る時期ではない」と指摘。

またオバマ大統領が先週議会に送付した「ボルカー・ルール」に 基づく銀行への規制案については、金融危機再発を防ぐために必要な 「包括的な」法案を可決できることを米議会は証明しなければならな いと述べた。

ボルカー氏は、「議会はさまざまな分野で包括的な法案を通過させ ることが得意ではなかった」との認識を示した上で、自身の案につい て「党派的な論争の問題にすべきではない」と主張した。

また、当局が銀行を監督する際には、どのような形態をヘッジフ ァンドと見なすかなど、自己勘定取引に関する明確な定義が必要だと 指摘した。

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