中国は人民元の上昇を4%に抑制へ-ルービニNY大教授(訂正)

米ニューヨーク大学のヌリエル・ル ービニ教授は、中国は世界経済の見通しを「極めて警戒」しているため、 人民元の今後1年間の上昇を4%に抑えるとの見方を示した。

ルービニ教授はニューヨークでのインタビューで、中国人民銀行 は2008年7月に開始した人民元を事実上ドルに固定する措置を早けれ ば4-6月期に打ち切り、人民元を2%上昇させた後、今後1年間でさ らに1-2%の値上がりを容認する可能性があると予想した。

中国政府がドル・ペッグ(連動)制を廃止した05年7月から08 年7月までの間に、人民元は21%上昇した。

ルービニ教授の予想は、市場予想より控え目。ブルームバーグが アナリスト20人を対象にまとめた予想(中央値)によると、人民元は 11年3月末までに5%上昇し1ドル=6.50元になるとみられている。 人民銀の周小川総裁は6日、同国は危機対策からの出口戦略で慎重にな るべきだとの考えを示した。

世界的な金融危機を予想し的中させたルービニ教授は4日のイン タビューで「人民元の上昇はすべてがうまくいっていた05年より小幅 になるだろう」と指摘。「形式的な上昇にとどまる。あらゆる面で世界 経済の不透明感は大幅に強まった。中国は極めて警戒している」と述べ た。

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