コンスタンシオECB次期副総裁:為替介入に反対せず、協調する限り

欧州中央銀行(ECB)の政策委 員会メンバーで、6月にECBの副総裁に就任するコンスタンシオ・ ポルトガル中銀総裁は、各国との協調に基づいたものである限り、為 替市場への介入には反対しない意向を明らかにした。

コンスタンシオ氏は、欧州議会に対し「オーバーシュートやアン ダーシュートの事例は為替市場でも起こる」可能性があるとし、 「それが物価トレンドに影響を及ぼす恐れがある」と述べた。2日付 文書を欧州議会がウェブサイトに掲載した。同氏はその上で「そのよ うなケースでは、各国との協調を前提に為替レートの過度な変動の抑 制に向けた介入は正当化される」と続けた。

この文書は、ECB副総裁候補だったコンスタンシオ氏に対する 欧州議会の質問に答えたもの。

コンスタンシオ氏はさらに、ユーロ圏の各国政府が「危機時の緩 和的な財政政策からの出口戦略を迅速に実行しなければ、ユーロ圏内 の政府債務残高は域内総生産(GDP)比で100%を超える可能性が あるとの見解を示した。

その上で「こうした展開は、財政安定に対する国民の信頼をひど く傷つける恐れがある」と続けた。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE