香港証券取引所:人民元建て債券やデリバティブの取り扱いも

アジア3位の証券取引所である 香港証券取引所を運営する香港取引所は、在外中国人のための主要 投資経路となるべく、人民元建て商品の取り扱いを開始する計画だ。

香港取引所は4日、通期決算とともに発表した戦略計画で、債券 や上場投資信託、デリバティブを中心とする人民元建て商品の扱い を検討していることを明らかにした。李小加最高経営責任者(CE O)は記者会見で、世界の証券取引所との競争を回避しつつ、人民 元の「国際化の高まり」に伴う機会獲得を目指していると述べた。

DBSビッカーズ香港のアナリスト、ジャスミン・ライ氏は、 「海外投資家の間で人民元の上昇観測が強まっているだけに、人民 元建て商品を扱うのは好感できる。これは香港取引所の強みだ。ロ シアなどに目を向けるのも悪くはないが、最大のビジネスチャンス として、中国に焦点を合わせないわけにはいかない」と語った。

李CEOは具体的な商品や取り扱いを開始する時期などの詳細に は言及しなかった。

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