来週のNY原油:上昇・下落予想38%ずつ、まちまちの経済指標で

来週のニューヨーク原油先物相場 は見方が分かれた。経済指標はまちまちで、在庫が潤沢であることが 背景。

ブルームバーグ・ニュースがアナリストを対象に実施した調査で は、回答者40人中15人(38%)が、来週の原油先物相場が上昇する と予想。下落を予想したのも15人。10人がほぼ変わらずと回答した。 前週の調査では58%が下落を予想した。

1月の米中古住宅販売は7.6%減。製造業受注は増加した一方、 失業保険の新規申請件数は減少した。

エネルギー関連のコンサルタント会社キャメロン・ハノーバー(コ ネティカット州)のピーター・ビューテル社長は「経済指標がまちま ちの信号を発しており、相場の方向性は全く分からない。手持ち在庫 は潤沢で、需要改善が見込まれるものの成長リスクとまでは呼べない」 と述べた。

米エネルギー省が3日発表した先週の原油在庫は、403万バレル 増の3億4160万バレルだった。昨年8月以来の高水準。5年間平均も

5.7%上回った。過去4週間の総燃料需要は1930万バレルで前年同期 比3%増だった。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場4月限は 今週55セント(0.7%)上げ、4日は80.21ドルで引けた。前年同期 比では77%上昇している。

2004年4月の調査開始以後、原油相場がアナリストの予想通りの 値動きを示した割合は48%。

ブルームバーグは石油アナリストとトレーダーを対象に毎週木曜 日に翌週の原油価格について、上昇、下落、ほぼ変わらずの見通しを 問う調査を実施している。

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