米ブラックロック:中国株はバブルでない-年末までに上昇

米資産運用会社ブラックロックで世 界株式の最高投資責任者(CIO)を務めるボブ・ドール氏は、中国 株式相場はバブルではなく年末までに上昇するとの見方を示した。中 国政府が景気過熱を防ぐ措置を取るためとしている。

ドール氏は電話インタビューで、「中国株をバブルとは見なしてい ない」と発言。「相場は上昇すると予想している。成長スピードを適切 に減速させることが可能との見通しが前提で、それにはあまり長い時 間はかからないだろう」と語った。同氏は約3兆3500億ドル(約300 兆円)の資産運用に携わっている。

ブルームバーグのデータによれば、上海総合指数の株価収益率(P ER)は31.9倍で、米S&P500種株価指数の17.98倍、MSCIア ジア(日本除く)指数の21.9倍を上回っている。

ドール氏はまた、「中国の最大の懸念は、どのようにして景気を適 正速度に落とすか、社会階級間の不均衡にどう取り組むか、雇用をい かにしてもたらし、インフレ回避に向けて引き締めをどのように行う かにある」と指摘。「インフレは間違いなくリスクだ」と述べた。

上海総合指数は年初から7.7%下落。ブルームバーグのデータに よると、騰落率は世界の株価指数の中で8番目に悪い。昨年は1年間 で80%上昇していた。

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