「ぽぽちゃん」人形復調でピープル株急反発、業績上振れ

乳幼児向け玩具の開発、販売を行う ピープル株が急反発。知育人形として認知度が高まった主力の「ぽぽち ゃん」人形の販売が復調、新規事業の自転車販売も好調で、前期(2010 年1月期)業績は計画を上回って着地した。前期末配当も大きく増える 予定で、収益力の改善を評価する買いが膨らんだ。午後1時26分現在 の株価は前日比9.2%高の594円で、ジャスダック市場の上昇率7位。

同社が4日に発表した前期の単独売上高は前の期に比べ11%増の 29億円、営業利益は81%増の3億3500万円と、それぞれ従来想定から

3.2%、29%上振れた。最終損益も2億3500万円の黒字と、前の期の 7600万円の赤字から一転。営業利益率は11.4%と、09年1月期の7% から大きく改善した。

同時に公表された1月の月次業績動向によると、「ぽぽちゃん」シ リーズは既存品の補充注文が復活しているほか、リニューアル発売して CM刷新を図った「ちいぽぽちゃん 子育てごっこエプロン付き」が年 始商戦でも好調、回転率はリニューアル前の2倍強に上がった。

会社側によると、近年の抱き人形市場は低迷が続き、少ないパイを 奪い合う状態だったが、同社は価格競争に参加しなかったため、在庫を 抱えなかったという。同社のIR担当の飛田留美子氏は「『抱き人形な ら知育人形ぽぽちゃん』という広告効果も現れた」という。

同社では、10年1月期末の配当を1株当たり40-45円の範囲とし ており、具体的実施額は15日開催の取締役会で正式決定予定。09年1 月期は25円だった。

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