米メットライフ:AIGのアリコ部門買収で合意に近づく-関係者

米生命保険最大手のメットライフ は、米アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)傘下 のアメリカン・ライフ・インシュアランス(アリコ)を買収するこ とで今週末にも合意に達する可能性がある。交渉の障害となってい た税問題が解決したためという。事情に詳しい関係者1人が明らか にした。

同関係者によると、米内国歳入庁(IRS)は、AIGの海外 部門が米国外の顧客に販売した生命保険について、AIGには納税 義務はないとの判断を下した。協議が非公開であることを理由に同 関係者が匿名を条件に語ったところによると、AIGは3日、この 決定を口頭で伝えられた。メットライフはアリコを約150億ドル(約 1兆3400億円)で買収することでAIGと交渉しているという。

メットライフは2月2日、アリコ買収でAIGと交渉している と発表した。しかし交渉は、生命保険や年金商品を契約した外国の 顧客に分配される収益について、税率30%の税金を米国の保険会社 が徴収すべきだとIRSが2004年に判断したことをめぐり、暗礁に 乗り上げていた。米デラウェア州を本拠とするアリコは、同社事業 の80%超は米国外が対象であるため、この規則は適用されないと主 張してきた。

AIG広報担当のマーク・ハー氏はコメントを避けた。メット ライフ広報のクリス・ブレスリン氏とIRSのブルース・フリード ランド氏もコメントを控えた。IRSの決定については米紙ウォー ルストリート・ジャーナル(WSJ)がこの日、先に伝えていた。

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