中国:天津市で初のキャップ・アンド・トレード導入へ-CO2抑制

世界最大の温暖化ガス排出国であ る中国は、排出抑制に向け全市規模では初となるキャップ・アンド・ト レード方式を天津市で6月までに導入する見通しだ。プロジェクトの顧 問会社が明らかにした。

排出権取引会社アレオン・カーボンUKのジョン・シ最高経営責任 者(CEO)はインタビューで、中国北東部の港湾都市、天津市が建築 物の暖房に利用されるエネルギーの制限を義務付ける計画であることを 明らかにした。シ氏によると、排出量が上限を下回った不動産管理業者 は排出権を取得し売却することができる。

シ氏は4日、北京市の事務所でインタビューに応じ「エネルギー効 率の向上は地方政府にとってまさに最重要課題になっている」と指摘。 天津市の計画は「資本と技術を動かす1つの方法だ」との見方を示し た。

中国は、国内総生産(GDP)を一定額生み出すために排出する二 酸化炭素(CO2)の量を2020年までに05年比で40-45%%削減す る目標を発表している。中国の温家宝首相は1月、同国の大気汚染につ いて「ひどい」との認識を示し、石炭発電所のほかセメントや鉄鋼メー カーの排出を政府が厳しく制限する方針を示した。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE