トヨタ:南イリノイ大准教授の実験結果に反論-電子制御装置

トヨタ自動車は米議会公聴会でトヨ タ車の意図しない加速の原因として電子制御スロットルの不具合の可 能性が指摘されたことについて、証言した南イリノイ大学のデービッ ド・ギルバート准教授(自動車技術)が実施したテスト結果は普通の 状況では起こり得ないとの見解を示した。

トヨタは4日、ギルバート准教授が実施したテスト結果を評価し た米コンサルティング会社、エクスポーネント・フェイラー・アナリ シス・アソシエーツの報告書を公表した。同准教授は先週開催された 米下院エネルギー・商業委員会の公聴会に証人として出席し、トヨタ の電子制御スロットルに、他のメーカーの車両では確認できなかった 弱点が発見されたと証言した。

トヨタは、独自の調査結果にエクスポーネントの報告を添えた資 料を電子メールで配布し、ギルバート准教授がトヨタ車の配線を換え て、「現実には起こり得ない現象」をつくり出したと説明。エクスポー ネントは、同准教授のシナリオは「自然に起きる可能性は極めて少な く、実験室でしか導くことはできない」との見解を示した。

トヨタの報告書に関してギルバート准教授に電子メールで回答を 求めたが返答はなかった。南イリノイ大の広報担当ロッド・シーバー ズ氏は、同准教授は直ちに対応できないと語った。

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