菅財務相:デフレ脱却の努力は好ましい-追加緩和報道(Update1)

菅直人副総理兼財務相は5日午前の 閣議後会見で、日銀が追加の金融緩和策を検討しているとの一部報道 を受け、「日銀から直接のメッセージが来ているわけではない」と述べ る一方で、「いろいろデフレ脱却への努力をされることはまさに好まし いとだ」との認識を示した。

菅財務相はまた、これまで国会答弁などで日銀に対し、デフレ脱 却に向けたさらなる努力を再三求めていた経緯に触れ、「そういうこと もあって日銀で検討されているのかもしれない」と語った。

5日付の日本経済新聞は、取材源を明示しない形で日銀が追加の 金融緩和の検討に入ったとし、4月にかけて期間1年以下の短期金利 の一段の低下を促すことを軸に、資金供給手段の拡充などを本格的に 協議すると伝えていた。

財務相はさらに、4日の国会答弁で少なくとも1年程度は財政出 動による景気下支えが必要と発言したしことについて、「中期財政フレ ームという形での財政規律を明確にすると同時に、今の日本の経済情 勢から出口戦略ということに移れる状況までは来ていない」と指摘。 「やや、明るい数字も出ているが、雇用状況も含めて財政に頼る部分 もある。そういうニュアンスで申し上げている」と説明した。

一方、為替相場が一時1ドル=88円台まで急伸するなど円高で推 移していることに対しては「ギリシャ問題がユーロ安となり、結果と しての円高となっている。今日の状況では少しユーロも上がっている。 円高も少し収まるのかなと思っている」と述べた。

--取材協力 駅義則 Editor:Hitoshi Ozawa,Norihiko Kosaka

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