NY天然ガス先物:3カ月ぶり安値-供給過剰が需要鈍化を示唆

ニューヨークの天然ガス先物相場は 3カ月ぶりの安値まで下げた。米エネルギー省(DOE)が発表した 在庫統計で先週の在庫の減少幅が予想を下回り、需要鈍化が示唆され たことが要因。

DOEによると、ガス在庫は過去5年平均を1.2%上回っている。 この比率は、前週は0.7%だった。穏やかな天候が予想されることや 経済指標でリセッション(景気後退)からの回復が遅れていることが 示されたことも相場に下押し圧力を加えた。工業向けがガス需要の約 29%を占める。

エネルギー・コンサルタント会社、プレステージ・エコノミクス (テキサス州)のジェイソン・シェンカー社長は「在庫統計の発表後、 相場の支援材料がなくなった」と指摘。「天然ガスの工業向け需要が完 全に回復するまでにはしばらく時間がかかるだろう」との見方を示し た。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の天然ガス先物相場4月 限は、前日比18.2セント(3.8%)安の100万BTU(英国熱量単位) 当たり4.575ドルと、終値としては昨年12月3日以来の安値まで下げ た。年初来では18%下落している。

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