米社債保証コストが上昇、ギリシャの国債発行で-CDS取引

4日のクレジット・デフォル ト・スワップ(CDS)市場では、米企業の社債保証コストが上昇。 ギリシャの10年物国債発行や、緊縮財政に反対するデモ隊による アテネ中心部での抗議行動が影響した。

バークレイズ・キャピタルによれば、北米の投資適格級企業 125社で構成するマークイットCDX北米投資適格指数(シリーズ 13)のスプレッドは、0.25ベーシスポイント(bp、1bp=

0.01%)上げて88.75bp。スプレッド上昇は投資家心理の悪化 を示す。

ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズの信用戦 略および債券調査担当のグローバル責任者、ウィリアム・カニンガ ム氏は、ギリシャの財政危機で、より規模の大きい米英経済を含め 世界的に財政赤字のもたらすリスクが浮き彫りとなる中、信用市場 はこの問題に翻弄(ほんろう)されていると述べた。

同氏は電話取材に応じ、「ギリシャに関して良いニュースが得 られることを望んでいるものの、同国の問題は依然として続いてい る」と指摘。「今回のギリシャ危機をうまく切り抜けたとしても、 他のより大規模な経済圏にとって問題を取り除くことにはならない」 と付け加えた。

CMAデータビジョンによると、ギリシャ国債の保証コストを 示すCDSスプレッドは12bp上昇し306.5bpとなった。

1月の米中古住宅の販売成約件数は市場予想に反して低下し、 税優遇措置延長がほとんど奏効していないことが示された。CMA の調べでは、米住宅建設会社センテックスのCDSスプレッドは変 わらずの115bp。同業のトール・ブラザーズは1bp上昇の

155.5bpだった。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE