NY金:下落、ドルの対ユーロ相場上昇で代替需要減-1133.10ドル

ニューヨーク金先物相場は下落。 ドルの上昇を背景に代替投資先としての金への投資需要が弱まり、下 げ幅は過去1週間余りで最大となった。

ドルの対ユーロ相場は一時1.1%高。欧州中央銀行(ECB)が 景気テコ入れを目的とした刺激策の一部を継続すると決定したほか、 政策金利を1%に据え置いたことが背景。2009年には金は24%値上 がりし、ユーロはドルに対して2.5%上昇した。

プロスペクター・アセット・マネジメントのレナード・カプラン 社長は「ドルの騰勢は強まるばかりだ」と指摘。「ギリシャの財政問 題は消えてなくならず、ECBは苦境に立たされていると誰もが考え 始めている。こうした状況で投資家はドルに戻り、これが金を押し下 げるだろう」と語った。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)COMEX部門の金先物 4月限は前日比10.20ドル(0.9%)安の1オンス=1133.10ドルで 取引を終了。下げ幅は2月23日以来で最大となった。

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