2009年の上海市のGDP、香港を上回る-約30年ぶりに逆転

上海市の経済規模が少なくとも30 年ぶりに香港を上回った。中国は景気対策を通じて世界的な経済危機 から回復した。

ブルームバーグのデータによると、2009年に上海市の域内総生産 (GDP)は2180億ドル(約19兆円)と、前年から8.2%増加。こ れに対し、香港は前年比2.7%減の2107億ドルだった。昨年のGD Pの速報値は上海市が1月、香港は先週、それぞれ発表された。

これらの数値は、30年にわたる自由市場政策が中国を世界3位の 経済大国、そして世界最大の輸出国に成長させたことを示している。 上海市の成長により、香港は中国最大の貿易港かつ証券取引所として の地位だけでなく、金融の中心地としての地位も上海に奪われるとの 懸念が強まる可能性がある。

法律事務所ボス・アンド・ヤングのパートナー、ヒューバート・ ツェ氏は、「中国本土の開放が進み、中国と西洋を結ぶ架け橋としての 香港の役割は弱まりつつある」と指摘。同氏は2003年に香港から上 海市に移った。「私は中国がますます強大になる歴史的瞬間に立ち会っ ている」と述べた。

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