仏大統領:中国は人民元が及ぼす影響の「責任を引き受けるべきだ」

フランスのサルコジ大統領は現 在の人民元相場は同国に不当な競争力をもたらしていると批判し、 中国に人民元の変動相場制への移行を求めた。

フランス大統領府が発表した演説テキストによると、サルコジ 大統領は「世界全体の輸出の10%を占める国が自国通貨を操作し、 それが世界経済に与える影響を無視するのは、もはや認められない」 とし、「中国は世界経済における新たな地位に伴う責任を引き受け なくてはならない」と述べた。

サルコジ大統領はこのコメントで、同国が議長を務める2011年 の20カ国・地域(G20)会合で取り上げる議題を強調した格好だ。 マルセイユ近郊で産業政策について演説した同大統領は、過大評価 されているユーロが製造や雇用をユーロ圏外に押しやっているとの 懸念を示した。

ブルームバーグのデータによると、ユーロは年初から約5%下 落しているが、購買力平価に基づくと依然として17%過大評価され ている。

サルコジ大統領は、「G20会合では本件を最重要課題として取 り上げる」と表明した。

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