セントルイス連銀総裁:低金利は必要-回復は初期段階

米セントルイス連銀のブラード 総裁は、米連邦準備制度理事会(FRB)が現在実施している前例 のない金融刺激策について、米景気が回復の初期段階にあることを 踏まえ、適切な措置だとの認識を示した。

ブラード総裁は4日、ミネソタ州セントクラウドでの講演後の 質疑応答で、「現時点の景気は回復の初期段階にあるため、われわ れは非常に緩和的な措置を維持したいと考えている」と述べた。

同総裁は質問に答え、「FRBは現在、異例の規模の金融緩和 策を実施している。経済が非常に大きなショックを受けたためだ」 と語った。また、景気回復は「進んでおり、順調だ」と説明した。

出口戦略の時期については、FRBが取れる選択肢の1つは資 産売却による刺激策の引き揚げだろうと指摘。「これまで購入した 資産の一部を売却し、量的緩和の面で調節を行うのはある程度、理 にかなっているかもしれない」とした上で、資産売却が「フェデラ ルファンド(FF)金利の誘導目標が引き上げられる前に行われる こともあり得る。この件は現在、連邦公開市場委員会(FOMC) の強い関心事だ」と述べた。

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