マレーシア中銀:政策金利引き上げ、約4年ぶり-2.25%に

マレーシア中央銀行は約4年ぶりに 政策金利を引き上げた。同国経済のリセッション(景気後退)からの 回復が「確固たるもの」になったとの認識を背景に、利上げに踏み切 った。

政策金利の翌日物金利は2.25%と、過去最低だった2%から引き 上げられた。同中銀が4日に声明を発表した。ブルームバーグ・ニュ ースがまとめたエコノミスト調査では、29人中13人が0.25ポイン トの利上げを予想していた。残る16人は据え置きとみていた。

世界的なリセッションからの回復でアジアは他の地域をリードし ており、政策当局者は緊急導入した措置の一部解除に動いている。オ ーストラリアは今週、過去5回の金融政策決定会合で4回目となる利 上げを決定。中国とインド、ベトナムはインフレと資産バブル抑制の ため金融引き締めを開始している。

スタンダードチャータード銀行のエコノミスト、アルビン・リュ ウ氏(シンガポール在勤)は利上げ発表前に、「マレーシア中銀は最初 に利上げを実施する中央銀行の一つだ。年内に政策金利をあと2回引 き上げるだろう」と述べていた。同氏はまた、「他のアジアの中銀も年 内のある時点で後に続くだろう。数カ月以内かもしれない」と述べた。

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