外国人3週連続買い越し、持ち合い解消と交錯-2月4週日本株需給

東京証券取引所が4日発表した2月 第4週(22-26日)の投資主体別売買動向によると、外国人投資家は 日本株を3週連続で買い越した。一方で、信託銀行など金融機関から の売りが目立ち、年度末を控えた持ち合い解消の動きも出ている。

東証発表のデータによると、外国人は東証、大証、名証の1・2 部合計で852億円を買い越した。ただ、買い越し規模は前週の1005 億円から縮小。みずほ証券エクイティ調査部の三浦豊シニアテクニカ ルアナリストは外国人動向について、「米国株堅調を受けて買う動きを 見せたものの、先物では売り買い交錯となっており、積極的な買いと いうわけではなかった」と見ている。

2月4週の日経平均株価は、前週末比2円45銭高の1万126円で 終えた。週初は早期の米金融引き締め懸念の後退から大幅高となった が、ギリシャの財政問題や米連邦準備制度理事会(FRB)のバーナ ン キ議長の発言をきっかけにした円高傾向から、その後は失速した。 今 週は円高傾向が強まっており、三浦氏によると海外勢も「やや売り 越 しではないか」という。

このほかの主な買い越し主体は、証券会社の自己売買部門(140 億 円)が9週ぶりに買い越し、今年初めて買い越した。投資信託(61 億 円)は5週連続、個人(11億円)は2週ぶりに買い越し。

半面、主な売り越し主体では、信託銀行(867億円)が4週ぶり、 都・地銀(177億円)が14週連続、生・損保(162億円)が2週連続 など。3月期末接近により、「国内機関投資家からは持ち合い解消売り が出ている」と、みずほ証の三浦氏は指摘している。

月間外国人、5カ月連続も買越額縮小

一方、同時に発表された2月月間(1-26日)では、外国人の買 越額は2750億円と、5カ月連続で買い越した。ただ、3年ぶりの高水 準となった1月の1兆4666億円からは買越額は大きく減少。このほか の買い主体は、個人(1809億円)、信託銀行(636億円)がともに3カ 月ぶり、投資信託(494億円)は2カ月ぶりの買い越しだった。

主な売り主体は、証券会社の自己売買部門(5621億円)が2カ月 連続、都・地銀(525億円)が13カ月連続、生・損保(340億円)が 3カ月連続の売り越し。

2月の日経平均はその前の月に比べ、72円(0.7%)安の1万126 円だった。

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