中国株(終了):反落、5週間ぶりの大幅安-融資鈍化や利上げ懸念

中国株式相場は反落。約5週間ぶり の大幅な下落率で、世界の株価指数の中で最も大きな下げとなった。 銀行融資の伸び鈍化やインフレ加速を受けた政策金利引き上げへの懸 念が広がった。

英銀HSBCホールディングス傘下の部門が出資する興業銀行 (601166 CH)は2.4%安。今年の自行の融資の伸びが昨年の半分程度 になるとの見通しを明らかにした。上場銀行として同国最大手の中国 工商銀行(601398 CH)は1.8%安。時価総額で同国2位の不動産開発 会社、保利房地産集団(600048 CH)は2.4%下落した。

また、銅生産で同国最大手の江西銅業(600362 CH)は2.9%安。 産金最大手の紫金礦業(601899 CH)は2.7%値下がりとなった。

上海証券取引所の人民元建てA株と外貨建てB株の双方に連動す る上海総合指数は前日比73.63ポイント(2.4%)安の3023.37と、1 月26日以来の大幅な下落率となった。上海、深セン両証取のA株に連 動するCSI300指数は同2.5%安の3250.57。

精熙投資管理のファンドマネジャー、王征氏(上海在勤)は、「2 月のインフレ率の伸びが予想よりも大きくなったとの観測がある。市 場は、中国人民銀行(中央銀行)が近々利上げすると懸念している」 と指摘した。

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