トヨタ米幹部2人、南イリノイ大諮問委員を辞任-教授の議会証言後

トヨタ自動車のリコール(無料の回 収・修理)問題をめぐる議会公聴会で南イリノイ大学のデービッド・ ギルバート教授がトヨタ車の電子システムに不具合の恐れがあると証 言した後に、同社の米幹部2人が同大学の諮問委員を辞任していたこ とが分かった。

同大学の広報担当デーブ・グロス氏によると、幹部2人が辞任し たのは今週。その1人は同大学の自動車技術部の諮問委員を20年余り にわたり務めていた。グロス氏は「トヨタはギルバート教授の所見が 議会公聴会に提出される前に精査する機会を得たかっただろうと言っ ても差し支えないだろう」と指摘した。

トヨタは過去2週間で議会公聴会に3回臨み、世界全体で800万 台強のリコールを余儀なくされた意図せぬ急加速問題の原因が電子シ ステムにある可能性を否定してきた点について厳しい質問を受けた。

米国トヨタ自動車販売の広報担当マイク・マイケルズ氏は、幹部 2人の辞任は、「トヨタの委員会メンバーが大学に圧力をかけている印 象を与えるのを避けるのが目的だった」と説明。「決して懲罰的なもの ではない。当社は大学のプログラムを支持し続ける」と述べた。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE