台湾当局、TIMCへの資金注入計画を白紙撤回-議員らが反対

台湾当局は、半導体業界再生に向 けて設立した台湾イノベーションメモリー(TIMC)への資金注 入計画を白紙撤回した。同社の公的支援をめぐり議員らが反対した ほか、業界は過去最大の赤字から回復に転じている。

台湾経済部(経済産業省に相当)の施顔祥部長は3日、台湾半 導体業界幹部らとの会合後、台北で記者団に対し、「TIMCは自力 で資金調達する必要がある」と語った。

台湾当局の支援を受けて昨年設立されたTIMCは、行政院国 家発展基金が拠出を表明した40億台湾ドル(約110億円)を含む 110億台湾ドルの調達を計画していた。議員らは昨年11月、TIM C支援は「底なし」であり、自力で生き残る必要があると反発し、 行政院からの支援要請を2度にわたり拒否した。

TIMCをめぐっては台湾の半導体メモリーメーカー、南亜科 技が参加を拒否。一方、シリコンウェア・プレシジョン・インダス トリーズや日本のエルピーダメモリは参画の方針で合意している。

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