住友ベ株が1カ月ぶり高値に、半導体材料伸び今期収益の上振れ観測

樹脂加工大手の住友ベークライト株 が続伸。半導体材料の想定以上の伸びやプラスチック製品の回復など を背景に、今期利益が会社計画を上回りそうと一部報道で伝えられた。 業績回復確度の高まりを期待した買いで、一時前日比2.1%高の495 円と2月4日(高値496円)以来、1カ月ぶりの高値を付けた。

4日付の日本経済新聞朝刊によると、住友ベの今期(2010年3月 期)連結営業損益は会社予想を14億円上回る60億円超の黒字(前期 は16億円の赤字)になる公算が大きい。ブルームバーグ・データにあ る担当アナリスト8人の予想平均値55億円の黒字も上回る。

国内外で家電製品の販売が回復し半導体材料の収益が想定を上回 るほか、プラスチック製品も自動車生産台数の持ち直しで上振れ、退 職給付会計での運用成績の回復も利益を押し上げる、と同紙は伝える。

2月26日付で、住友ベの投資判断を「ホールド」から「買い」に 引き上げたKBC証券の中尾佳枝アナリストは、「パソコン需要が好調 であることから、収益の柱である半導体材料が来期(11年3月期)か ら成長軌道に乗る」との見方を、投資家向けリポートで示している。

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