09年の株式資本市場、銀行と新興市場が主役-JPモルガンが収入1位

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2009年の株式資本市場は、資本が 手薄になった銀行の増資と新興市場企業の新規株式公開(IPO)が 主役だった。ブルームバーグ・マーケッツ誌(4月号)が報じた。

09年は銀行と証券会社、保険会社が普通株と転換証券を合わせて 3700億ドル(約32兆7000億円)相当を発行した。

それでも、09年の株式発行市場で画期的出来事は新興市場の台頭 だった。ブルームバーグのデータによれば、開発途上国企業のIPO の総額は先進市場を上回った。これはブルームバーグが集計を始めた 2000年以降で初めて。

09年に、途上国の企業はIPOで770億ドルを調達。一方、先進 市場は480億ドルだった。大型IPO上位10位まででは、9件が新興 市場の案件で、6件は中国企業だった。

バンク・オブ・アメリカ(BOA)のメリルリンチ部門の世界資 本市場共同責任者、リサ・カーノイ氏は、「銀行による巨額の資本増強 はあったものの、注目の的はアジアと新興市場だった。これらの市場 はブームにある」と話した。

ブルームバーグ・マーケッツの年次調査によれば、09年の株式お よび関連証券の引き受け収入で1位は米JPモルガン・チェース。21 億9000万ドルの手数料を得て、米ゴールドマン・サックス・グループ を抑えた。ゴールドマンの手数料収入は21億7000万ドル。3位はB OAで19億1000万ドルだった。

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