2月の米人員削減:前年比77%減、3年ぶり低水準に-チャンンジャー

米国の企業や公共団体が2月に発表 した人員削減数は、この3年余りで最も低い水準となった。企業が採 用を増やし始める可能性が示唆されている。

米人材あっせん会社チャレンジャー・グレイ・アンド・クリスマ ス(シカゴ)が3日公表したリポートによると、2月発表の人員削減 計画の対象となるのは4万2090人と、前年同月の18万6350人から 77%減少。2006年7月以来の低水準となった。1月の7万1482人か らも減った。

業種別の削減計画では、製薬業界の1万7687人が最も多く、続い て政府機関・非営利団体の4628人だった。

ジョン・チャレンジャー最高経営責任者(CEO)は発表文で、 「企業は人員削減方針を改め、増員態勢に入っている」と指摘。「あと 2、3カ月すれば、採用が大きく増え始めるだろう」と語った。

米国の昨年10-12月(第4四半期)国内総生産(GDP)が6年 ぶりの高い伸びとなる中、企業は社員の雇用維持を図る公算が大きい。 第2次大戦後で最も深刻な雇用の悪化に歯止めがかかれば消費者心理 は好転し始め、今年の消費見通しの改善につながる可能性がある。

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