米MBA住宅ローン申請指数:前週比15%上昇、借り入れコスト低下で

全米抵当貸付銀行協会(MBA)が 算出した米住宅ローン申請指数は先週、1カ月ぶりに上昇に転じた。 借り入れコスト低下で、住宅購入や住宅ローンの借り換えが増加した。

MBAが3日発表した2月26日終了週の住宅ローン申請指数は 前週比15%上昇した。同指数を構成する借り換え指数は17%上昇。 先週は過去12年余りで最低となっていた購入指数も9%上昇した。

最近の統計で1月の新築・中古住宅販売が減少したことが示され、 住宅市場の回復は停滞しているとの懸念が浮上。住宅差し押さえは過 去最高となる見通しで、住宅ローン関連証券の購入を通じて貸出金利 を下げる米連邦準備制度理事会(FRB)の計画にも終わりが迫って おり、不動産市場の回復には時間がかかることが示唆されている。

三菱東京UFJ銀行のチーフ金融エコノミスト、クリス・ラプキ ー氏は発表前に「今年の住宅市場の見通しは力強いものではない」と 指摘。「住宅ローン申請の規模がより通常の水準に戻るのは数年後にな るだろう」と予想した。

30年物固定金利型住宅ローン金利は平均4.95%と、前週の

5.04%から低下。2009年3月末には4.61%と、1990年の調査開始 以来の最低を記録した。15年物固定金利型は4.35%から4.27%に 低下。1年物変動金利型は6.80%から6.77%に下げた。

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