JPモルガン、カンガルー債発行へ-米金融大手でリーマン破たん後初

米銀2位のJPモルガン・チェース は、リーマンショック以降で米大手金融機関として初めてカンガルー 債(非居住者がオーストラリア国内で発行する豪ドル建て債券)を発 行する計画だ。

3日の発表によると、JPモルガンは5年物の確定利付き債と変 動利付き債の発行に向け、マーケティングを進めている。スワップレ ートとの利回り格差(スプレッド)は130ベーシスポイント(bp、 1bp=0.01%)を予定している。ブルームバーグのデータによると、 同行が2007年に発行した9億5000万豪ドル(約760億円)のカンガ ルー債のスプレッドは20bpだった。

ティンダル・インベストメント・マネジメントの信用担当責任者、 ジョン・ソレル氏(シドニー在勤)は「投資家は異なる発行体と高め の利回りを欲している」と指摘した。

08年のリーマン・ブラザーズ・ホールディングス破たんで投資家 が安全な国債以外の投資を控えるようになる前の07年に、シティグル ープやメリルリンチ、モルガン・スタンレー、バンク・オブ・アメリ カ(BOA)はカンガルー債を発行していた。

この日の発表文によると、JPモルガンは指標規模の発行を予定 している。これは5億豪ドル以上を意味することが多い。広報担当の アンドルー・ドノホー氏は債券発行についてコメントを控えた。

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