豪州の10-12月期GDP:前期比0.9%増加-予想と一致

オーストラリア経済は2009年10- 12月(第4四半期)にここ約2年間で最も速いペースに成長が加速し た。オーストラリア準備銀行(RBA、中央銀行)は2日、過去5回 の会合で4回目となる利上げを実施していた。

オーストラリア統計局の3日の発表によると、第4四半期の国内 総生産(GDP)は前期比0.9%増加。ブルームバーグ・ニュースが まとめたエコノミスト18人の予想中央値と一致した。7-9月(第3 四半期)は同0.3%増に改定された。

20カ国・地域(G20)の中央銀行で今年最初に利上げを行ったR BAのスティーブンス総裁は豪州経済について、昨年世界的なリセッ ション(景気後退)を回避した後、潜在成長率ないし、それに近い成 長ペースに達していると指摘。中国の資源需要が、英・オーストラリ ア系鉱山会社BHPビリトンや米石油大手シェブロンなどの企業投資 を促進し、今年の経済成長が加速する可能性があるとの見通しを示し た。

マッコーリー・グループのシニアエコノミスト、ブライアン・レ ディカン氏(シドニー在勤)は「今や問題は成長が持続するかどうか ではなく、2010年の成長がどの程度力強いかだ」と指摘。それは企業 が遠からず、「労働力不足やボトルネックといった力強い成長の副作用 に直面する」可能性を意味していると述べた。

レディカン氏は、GDP統計の数字が「金融政策による刺激がも はや必要ではない」との見方を強めるものだと付け加えた。ブルーム バーグ・ニュースの2日のエコノミスト調査で、RBAが来月再び利 上げすると予想したのは、同氏を含めてわずか3人だった。22人中15 人が、4月は金利が据え置かれ、5月に利上げが行われるとみている。

第4四半期GDPは前年同期比では2.7%増加。エコノミスト予 想は2.4%増だった。

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