ギリシャ「みなし融資」デリバティブ規制で抑止できた公算-CFTC

米商品先物取引委員会(CFTC) のゲンスラー委員長は、デリバティブ業界に対する規制が適切に行わ れていれば、ギリシャが財政赤字の実態を覆い隠すためにスワップを 利用することを抑止できた可能性があるとの見解を示した。

ゲンスラー委員長は2日の講演で、「デリバティブ改革は、ギリシ ャが『みなし融資』を隠すのをより困難にしただろう」と述べた。

米国で提案されているデリバティブ規制案が実施されていれば、 ギリシャはデリバティブ取引の際に担保の提示を義務付けられること になり、「みなし融資が実行される余地をなくし、その種の契約締結を ギリシャに初期段階で思いとどまらせることができただろう」との見 方を示した。米ゴールドマン・サックス・グループなど複数の金融機 関がギリシャとのスワップ契約に関与していた。

ギリシャ財務省の委託でまとめられた報告書は、同国政府が締結 したスワップ契約が利払いの繰り延べを可能にし、国家に「長期的な 打撃」を与えたと指摘していた。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE