米マイクロソフト、来年度の営業費は最大5%増も-クラインCFO

ソフトウエア最大手の米マイクロ ソフトは、2011年度(11年6月期末)の営業費を最大5%増やす計 画だ。ピーター・クライン最高財務責任者(CFO)が2日明らかに した。

クラインCFOはモルガン・スタンレーが主催した会議で、マイ クロソフトが今後、事務用統合ソフト「オフィス」の現行版を購入し た顧客にクーポン券を配布するため、1-3月期から3億-3億5000 万ドルの売り上げを繰り延べると説明した。同社は6月までに投入す るオフィスの最新版を発売した後、顧客がクーポン券を使って最新版 にアップグレードできるようにする。

270億-275億ドルへの営業費増額は、今年度予想される262億 -265億ドルを1.9-5%上回る水準だ。リセッション(景気後退) でコンピューターやソフトへの需要が落ち込むなかで、マイクロソフ トは昨年、同社初の全社的な人員削減に踏み切ることを余儀なくされ たが、それ以降、経費を抑制していた。

モルガン・スタンレーのアナリスト、アダム・ホルト氏は会議で、 営業費見通しは同氏の予想約280億ドルを下回るものだと説明した。 同氏は11年度の売上高が10%弱の増加になるとの見通しも示した。

マイクロソフトの株価終値は前日比56セント(1.9%)安の

28.46ドル。マックアダムズ・ライト・ラガンのアナリスト、シド・ パラク氏によると、一部の株主は一段の経費削減を望んでいる。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE