ブラジル株:4日続伸、小売り決算と商品相場先高感で-レアルも上昇

2日のブラジル株式相場は4日続 伸。パルプ価格の先高感から商品関連株が上昇したほか、同国小売り最 大手の予想を上回る決算が消費関連株の上げを主導した。

パルプ生産最大手フィブリア・セルロースがボベスパ指数の上げ をけん引。チリ大地震で生産が中断し価格上昇につながるとの観測が広 がった。鉄鉱石生産で世界最大手のヴァーレは2%高。野村ホールディ ングスが今年の契約価格が70%上昇すると予想したことが手掛かり。 食品小売りで同国最大手コンパニア・ブラジレイラ・デ・ディストリブ イサン・グルーポ・パン・デ・アスカーは2週間で最大の上昇。食品や 家電の好調な売り上げが寄与し、2009年10-12月期の利益が78%増 となったことが好感された。

ヘッジファンドのテオリカ・インベスチメントスの運用担当者、 ロジェリオ・フレイタス氏(リオデジャネイロ在勤)は「この市場の大 きな違いは、ブラジルは他国を上回る成長が見込まれており、それが企 業業績でも確認されていることだ」と指摘。一部欧州諸国の財政赤字が 世界の景気回復を遅らせるとの懸念が後退したことが「商品相場を押し 上げている」と述べた。

ボベスパ指数は前日比0.8%高の67779.16。同指数構成銘柄のう ち値上がりは41銘柄、値下がりは21銘柄。BM&Fボベスパ小型株 指数は同0.7%高の1183.22。ブルームバーグのデータによれば、ボベ スパ指数の先週の下落率は1.6%で、株価収益率(PER、実績ベース) は19.7倍と、ほぼ9カ月ぶり低水準に低下した。通貨レアルは0.3% 高の1ドル=1.7928レアル。

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