仏プジョー、インド事業拡大計画を棚上げ-三菱自との交渉結果待ち

欧州2位の乗用車メーカー、仏プジ ョーシトロエングループ(PSA)は、三菱自動車との提携交渉の結 論が出るまでの間、インド事業を拡大する計画の棚上げを決めた。三 菱自はインドで既に自動車を生産している。

プジョーのグレゴワール・オリビエ執行副社長は2日、ジュネー ブ国際自動車ショーの会場でインタビューに応じ、ハイデラバード近 郊の工場建設計画を中断したことについて、三菱自との提携見通しも 理由の一つだと説明し、「三菱自は既にインドに進出している。提携合 意によって選択肢が広がる」と語った。

一方、フィリップ・バラン最高経営責任者(CEO)は2日、ジ ュネーブ国際自動車ショーの会場で、南米と中国の成長に焦点を合わ せた事業展開を目指すと述べ、中国では東風汽車との合弁会社の生産 が今年3割増加し、35万台に達するとの見通しを示した。

同CEOは記者団に対し、三菱自との協議の状況についてコメン トを控えながらも、「永久に続くわけではない」と発言した。プジョー と三菱自は既に電気自動車や四輪駆動車、ロシアでの工場建設計画で 協力しているが、プジョーは昨年12月、三菱自への資本参加を含む提 携強化の可能性を両社が検討していることを明らかにしていた。

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