トヨタ車急加速による死亡事故43件-上院公聴会の討議資料

米道路安全交通局(NHTSA) に報告されたトヨタ自動車の車の意図せぬ急加速に関連した死亡事 故は、2000年以降で43件あった。

NHTSAは2日、先月までのデータに基づく資料を電子メー ルで公表した。それによれば、これらの事故が原因で計52人が死亡 し、38人がけがをしている。NHTSAはこの情報を米上院商業科 学運輸委員会に提出。同委員会はこの日、トヨタのリコール問題で 公聴会を開いた。

43件の事故のうち33件が、電子制御スロットルシステムを搭 載した車で発生した。これらの事故では41人が死亡。NHTSAは 電子システムが事故の原因かどうかについて調査を進めている。一 方、トヨタ側は電子システムと事故を関連付ける証拠はないとして いる。

ラフード米運輸長官は同公聴会で、アクセルペダルがフロアマ ットにひっかかる不具合に関連したリコール(無料の回収・修理) は、アクセルペダルが戻らない不具合に関連した他のリコールより 「はるかに深刻だ」との見解を示した。

ラフード長官はまた、NHTSAがすべての新車を対象に急加 速を防止する「ブレーキ・オーバーライド・システム」の搭載を義 務付けることを検討中であることを明らかにした。

公聴会の準備原稿によると、北米トヨタの稲葉良睨社長は「わ れわれは、顧客や一般市民がトヨタに求める高い期待に応えていな かった」と述べた。

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