ソブリン債CDSの取引、欧州委が調査へ-バルニエ委員

欧州連合(EU)の行政執行機 関である欧州委員会は、ソブリン債を保証するクレジット・デフォ ルト・スワップ(CDS)の取引を調査する方針だ。バルニエ欧州 委員(域内市場・ 金融サービス担当)が明らかにした。ギリシャが 債務危機に見舞われる中で調査に乗り出す。

同委員は2日、ロンドンでのインタビューで、「デリバティブ (金融派生商品)について、誰が何をしているのかを把握すること を目指し、基本のところの作業をしている。CDSに関しては、国 家に関連した側面を調査している」と語った。

欧州の首脳らはCDS取引が投機をあおり、市場の見方をゆが めるリスクがあると指摘している。ドイツ財務省は1日、ギリシャ 債務危機への金融市場の反応を受け、店頭取引の金融商品について 見直す必要があるとの見解を示した。

バルニエ委員は、「われわれは20カ国・地域(G20)の枠組み の中で作業をすることを決めている。単独で行動しているのではな い」と語った。

一方、シティグループのアナリストらはこの日のリポートで、 各国政府はデリバティブの規制よりも財政赤字に対する投資家の懸 念を静めることに取り組むべきだと反論した。

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