中国の債券相場、今年は株式より好調の公算-フォーチュンSGAM

中国当局がインフレを抑制している ため、同国では今年、債券のパフォーマンスが株式を上回る可能性が あるとの見方を、フォーチュンSGAMファンド・マネジメントが示 した。

同社債券部門の責任者、譚微思氏(上海在勤)はインタビューで、 「債券の値動きは株式を上回っており、この状況は続くだろう」と発 言。「消費者物価指数(CPI)上昇率が5%くらいに急上昇しなけれ ば、利上げの誘因はない。政府はインフレ期待の抑制に真に成功して いる」と述べた。

1月の中国CPIは前年同月比1.5%上昇と、昨年12月の1.9% 上昇から伸びが鈍化した。ブルームバーグが先月エコノミスト17人を 対象に行った調査では、6月末までの利上げ予想が優勢だった。

中国株の指標、上海総合指数は年初から6.3%下落。当局が2007 年12月以来の利上げに踏み切るとの懸念が背景だ。これに対し、中国 最大の債券決済機関チャイナボンドのデータによれば、同国の債券価 格は今年これまでに1.3%上昇している。

フォーチュンSGAMは、フランス2位の銀行ソシエテ・ジェネ ラルの資産運用部門が49%、鉄鋼事業を手掛ける宝鋼集団の信託部門 が51%を保有する合弁会社。

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