ザッパラス社長:中国事業拡充へさらなる提携を模索、自前で開発も

携帯電話向けのインターネットコン テンツを企画・開発するザッパラスは、中国のモバイルインターネッ ト市場の拡大を見据え、中国現地企業とのさらなる提携を模索してい る。同社の杉山全功社長が2日夕開催のアナリスト説明会後、一部記 者団に語った。

ザッパラスは1日、中国でオンライン音楽プロバイダーを運営す るアイピアと業務提携すると発表した。アイピア社が提供するコンテ ンツ配信プラットフォーム「Kuro」にザッパラスのコンテンツがプリ インストールされる予定。Kuroは3000万台以上の携帯電話端末に搭 載される見通しで、中国国内の1億5000万台(2010年度見通し)と 言われる全端末の約20%を占める有力プラットフォームだ。

ザッパラスでは、中国の携帯電話ユーザー数が12年度までに10 億ユーザーに増えると想定、中国を将来的に重要な市場の1つと位置 付け、同国での事業拡大を図っている。すでに日本の事業会社として は初めて、中国のモバイルインターネットの業界団体「長城会」に加 盟。杉山社長は、「当面はプラットフォームを持つ企業との業務提携を 優先するが、自前でも並行してコンテンツを開発していく」と述べた。

ザッパラス株の2日終値は前日比4.1%高の13万8800 円、一時 14万円と約1カ月ぶり高値を付けた。同社の2010年1月末の有料会 員数は237万5000人で、20-34歳の女性顧客が中心。10年4月通期 の連結業績予想は、売上高で前期比8.7%増の112億円、純利益は同

0.6%増の16億円とわずかながら連続最高益更新を見込む。

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