ギリシャは国債発行急がない、「好ましい」環境待つ-公債管理責任者

ギリシャの公債管理局責任者、ペト ロス・クリストドゥル氏は、同国は国債発行を急ぐ必要性に迫られて はいないとし、好ましい市場環境を待つ考えを表明した。

同氏は2日、電話インタビューに答え「近い将来に市場にアクセ スする必要はない」と述べた。「それをしないということではない。市 場がギリシャ共和国にとってより好ましい環境となった時に、国債を 発行する」と語った。

パパンドレウ首相は5日にドイツのメルケル首相と会談する。ド イツの議員らはユーロ圏当局者がギリシャへの250億ユーロ(約3兆 円)規模の金融支援を取りまとめていると述べていた。ギリシャは、 欧州連合(EU)による一段の支援表明が利回りを低下させることを 期待して、今週にも予定していた50億ユーロの国債発行を延期してい ると、英紙ガーディアンは2日報じた。

ギリシャ10年国債のドイツ債との利回り格差は3ベーシスポイ ント(bp、1bp=0.01%)縮小し313bpとなっている。1月28 日にはユーロ導入後で最大の396bpに拡大していた。

欧州連合(EU)の行政執行機関、欧州委員会のレーン委員(経 済・通貨担当)は1日、ギリシャに財政赤字削減の追加措置を早急に 発表するよう促した。ギリシャ政府は3日の閣議で「経済に関する決 定」を協議する。政府は公務員賃金の引き下げや売上税、たばこ税の 増税などを含む追加赤字削減策を導入するだろうと複数の現地紙は報 じている。

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