京セラ:太陽電池セル生産、12年度は2.5倍の1000メガワット

総合電子部品大手の京セラは2日、 太陽電池セルの2012年度(13年3月期)の生産量を今期計画の2.5倍 にあたる1000メガワット(MW)とすると発表した。欧州や米国での需 要回復が見込めるため。

11年度(12年3月期)の生産目標は今期計画2倍の800MWに設定。 2日に竣工式を行った滋賀野洲工場(滋賀県野洲市)が今年6月から稼働 することや、既存の八日市工場での生産性向上によって、従来目標の650 MWから2割以上引き上げる。

竣工式後に会見した久芳徹夫社長はリーマンショック後に起きた不 況で太陽電池の需要は欧米を中心に後退したものの、最近は欧州で大型 発電事業の受注に回復の兆しが出ていると話した。また国内では補助金 などの効果で太陽電池システム販売が昨年は「4倍に増えた」としてい る。野洲工場には設備を段階的に導入し、「2-3年後にはフルの状態 にもっていきたい」と語った。

オバマ大統領のグリーン・ニューディール政策で需要増を見込んで いた米国市場では、「金融的な問題があり、案件はあまりなく、一番期 待はずれだった」と述べた上で、今年は景気回復に伴い回復が見込める との期待を示した。

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